「特徴」と「特長」の違い!長所と短所の意味を内包するのはどっち?

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「他とは違う」という様子を表す言葉として、「特徴」という言葉があります。

私たちの日常生活でもよく使う言葉で、例えば「このお店は特徴は新鮮な魚介類を使った様々な料理だ」とか「この選手は高い身長を活かしたプレイが特徴的だ」などなど、様々な場面で使われますよね。

しかし、同じ発音で、しかも同じような意味の言葉に「特長」というのも存在します。

 

同じような発音で同じような意味の言葉が存在するというのは日本語ではよくあることですが、どう意味が違ってどう使い分ければいいのか分からないというのは何となく不便ですよね。

今回はそんな「特徴」と「特長」の違いについてご紹介していきたいと思います。

「特徴」と「特長」のそれぞれの意味は?

では、まずは「特徴」と「特長」、それぞれの言葉がどういう意味を持っているのか?調べてみようと思います。

特徴の意味
他と比べて特に目立つ点。きわだったしるし。
「特徴のある声」

特長の意味
他よりも特にすぐれている点。特別の長所。
「特長を生かす」
「この機種の特長は操作しやすいことだ」
「水に強く軽いのがこの生地の特長だ」

「特徴」は良くも悪くも他と違う点を指す言葉?

いつも何気なく使っている「特徴」あるいは「特長」という言葉ですが、その意味を紐解いてみると何となくその意味の違いが見えてくるような気がしますね。

「特長」という言葉は「特に長けている」というその漢字の組み合わせが表す通り、あくまで「そのものの長所・優れている点」という意味合いが強いというのが分かります。

その反面、「特徴」の方はと言うと、意味を見た感じ長所や優れている点に限定したような意味ではないのが分かります。

つまり、良い点も悪い点も含めて他と違って際立っている点をひとまとめにして「特徴」と呼ぶことが出来るということですね。

「特徴」と「特長」の使い分けについて

若干ニュアンスの違いがある「特徴」と「特長」ですが、多くの場合は長所と短所二つの意味を内包している「特徴」の方が使い勝手がいいので、大抵の場合はこちらを使っておけば問題はないのではないかと思います。

ただし、そのものの明確な長所やメリットなどをアピールしたい場合は「特徴」ではなく「特長」の方を使った方がいいかもしれませんね。

ほぼ同じような意味として使われる「特徴」と「特長」ですが、時と場合によって適した方を使い分けていければ良いと思います。

以上、今回は「特徴」と「特長」の違いについてご紹介させていただきました。