よく効く市販の風邪薬を症状別に!コンビニで買える薬の条件とは?

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風邪が治す薬を開発できればノーベル賞は確実。

そんな風に言われるように、風邪を治す薬は存在しませんが、症状を緩和させる風邪薬はたくさん市販されていますよね。

数ある市販の風邪薬の中でもよく効くのはどれなのでしょうか?

今回は市販されている風邪薬の中でも特によく効くものを、症状別にまとめてみました。

よく効く市販の風邪薬<鼻水・鼻づまり>

鼻水や鼻づまりによく効く風邪薬としては、抗ヒスタミン成分で症状をおさえるものが効果的です。

市販の風邪薬の中でおすすめなのは「ベンザブロックSプラス」。

鼻からくる風邪によく効くという謳い文句の通り、ヨウ化イソプロパミドとd-クロルフェニラミンマレイン酸塩が配合されているので症状緩和の効果があります。

ビタミン配合によって、風邪で消耗する体力の回復にも効果的。

但し副作用として眠気に襲われる可能性がありますので、車の運転などは控えましょう。

よく効く市販の風邪薬<のどの痛み>

のどが痛む時は、解熱鎮痛効果があるイブプロフェンと抗炎症成分のトラネキサム酸が配合された風邪薬がよく効きます。

イントウェル内服カプセル」はどちらの成分も含まれているので、市販の風邪薬の中でも特におすすめ。

辛い喉の痛みに速く効き、炎症を起こした患部に効果的に作用します。

実はコレ、厳密には風邪薬ではなくのどの痛みや熱に特化した薬なのですが、だからこそ他の市販の風邪薬よりもよく効くんですね。

よく効く市販の風邪薬<熱>

解熱や鎮痛で有名な「ロキソニンS」は本当によく効く市販の薬です。

ロキソプロフェンが解熱に効果的な成分として配合されていて、確かによく効くのですが、効果が高いだけに子供には使えないなどの注意が必要。

ロキソニンSは鎮痛薬として常用する人も多く、あまり頼りすぎると効きにくくなっていくのでほどほどにしましょう。

高熱でとにかく早く熱を下げたい時には、他の市販風邪薬よりも頼りになる薬です。

よく効く市販の風邪薬<咳・たん>

風邪をひいて咳が止まらない時は、市販の風邪薬に手を伸ばす前に咳のタイプをチェックしましょう。

咳には湿った咳と乾いた咳があります。

湿った咳の場合は痰が絡んでくるのに対して、乾いた咳はコンコンと軽さのある咳が特徴です。

 

湿った咳が出る時によく効く風邪薬が「ストナ去たんカプセル」。

元々は医療用の薬に配合されていたL-カルボシステインと塩酸ブロムヘキシンを配合しているので、市販薬でもよく効くのです。

L-カルボシステインは痰の通りをよくして排出しやすくなり、塩酸ブロムヘキシンは痰をサラサラにして絡まないようにする効果があります。

 

乾いた咳が出る時によく効く風邪薬が「ベンザブロックせき止め液1回量のみ切りタイプ」。

咳の緩和によく効く2つの成分(ジヒドロコデインリン酸塩、dl-メチルエフェドリン塩酸塩)やのどの痛みの緩和によく効くトラネキサム酸などを配合。

飲み切りタイプなので持ち運びやすく、出先でも手軽に飲むことができます。

風邪薬はコンビニでも買える!?

何でも揃うコンビニでは風邪薬も取り扱うようになりましたね。

でも、コンビニで買える風邪薬と買えない風邪薬があります。

要指導医薬品と一般用医薬品

コンビニなどで買える薬には要指導医薬品と一般用医薬品があります。

要指導医薬品は特に取り扱いに注意が必要なため、薬剤師が購入者からヒアリングした上で、書面による薬の説明を行う義務があるというもの。

このような特性があるので、通常の商品棚に置かずにレジカウンター内などに置かれています。

 

一般用医薬品には第1類~第3類まで、3つの医薬品分類があります。

第1類医薬品は販売する店舗が購入者に対して、その場でしっかりと風邪薬の説明を行う義務が法律で定められています。

このような制約があるので、第1類の風邪薬はコンビニで買えないケースが多くなります。

第2類医薬品はコンビニ店舗に薬剤師や登録販売者が説明して販売することが望ましい(けど義務はない)薬。

風邪薬には第2類に該当するものが多く、メジャーな風邪薬がこれに含まれます。

第3類医薬品は副作用などから第1、2類に該当しない薬になります。

 

つまり、コンビニで買える風邪薬は第2類か第3類に該当する薬ということですね。

よく効く市販の風邪薬まとめ

風邪薬にも様々なタイプのものがあるので、症状にあった風邪薬を選びましょう。

とは言え、多くの症状は身体が風邪を治す為の免疫反応ですので、むやみに風邪薬を使用のはおすすめできません。

副作用のリスクもありますし、なにより風邪そのものを治す薬は存在しませんので、風邪を引いた時はゆっくりと身体を休またり水分補給や栄養補給によって回復力を高めることが大切です。

風邪の症状は辛いので市販の風邪薬を手軽に使ってしまいがち。

でも、治らない風邪はありませんので頑張って乗り切りたいですね。